五代目 本多茂兵衛

心を強くするのではなく心が赴くようになる

荼茗久服、令人有力悅志。
今から1200年ほど前、古代中国、唐王朝の文筆家・陸羽が著した現存する最古の茶書、「茶経」。
この本にはそれ以前の古書に記されたチャについて収集した章があり、
『荼茗久服、令人有力悅志』とは「新農食経」なる書に記された一文です。
現代の言葉に直すと、「良き茶を飲む時、心が沸き立ち力がみなぎってくる」となり、これこそが本多茂兵衛の考える茶の哲学です。
茶歴5000年に裏付けられた感動の一杯は、時に人生を、世界を変えることがあるはずだ、と。。
そんな、心を組む一滴を淹れるために、本多茂兵衛は、今日も茶園で、工場で、茶室で、富士山の麓で、地球で生きています。

日本茶の持つチカラ

写真家:宮崎 泰一

茶は土と水が生み出します。畑が少し違えば土が違う分だけ味が違います。
あまり知られていないことですが、富士の麓の大地は、宝永山という山が噴火して作られました。
そして富士に降り注いだ雨はその大地に沁み込み、うまい水を作ります。
富士の大地を少し「まじめ」に観察してみます。

富士の麓から眺めた景色

茶を育てる茶をつくる

木を育て、葉を摘み、茶にする。
たったそれだけの作業を何年も何年も積み重ねてきました。
毎日変わる風、雨、雪、陽の光、微塵も動かない大地がもたらす土地の味、
そして自然との会話の中で編み出されてきた様々な手仕事。
富士山の麓では今も変わらず、天地人の恵みを受けて伝統的な、革新的な、様々なお茶が生まれています。

本多茂兵衛の茶づくり

Brand

五代目 本多茂兵衛 謹製茶

日本茶を未来に残すために、様々なプロジェクトを実施しています。

五代目 本多茂兵衛